今日は、『バッテリーの調子が悪いため自身でバッテリー交換をしようとして、パソコン内部の線を抜いてしまった…。』といったお客様が掛けこまれてきました。

こちらが持ちこまれたパソコンです。

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早速パソコンをお預かり、内部を開けて状況を見てみます。
ノートパソコンでよくある配線として、上蓋とメイン基盤が線で繋がっている事があります。この場合、本体裏側のねじを外し、開けようとして『ガバッ』と蓋を勢いよく外すと、線が引きちぎれることがあります。ですので、慣れていない方がパソコンの中を開けることはあまりお勧めしません。

蓋をそっと開けると、以下画像の通りメイン基盤と蓋が線で繋がっています。

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今回は、トラックパッドとキーボードの線が引っこ抜けただけで済んでいたようでした。特に断線や破損は見当たりません。よって、線を元通りに指し直す作業で対応します。

一旦、引っこ抜けた線以外の線も外してしまい、裏蓋を完全に取り外します。その後、お客様がご用意した新しいバッテリーに交換、抜けた線、外した線全てを元通りに差し込み直し、裏蓋を閉め、最後に動作確認、正常動作を確認出来ました。

お客様が持ちこまれたバッテリー

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これで作業完了です!

※今回は、店頭での簡易作業で完了したため、診断料のみ頂戴いたしました。

お客様には『助かった~』と感謝のお言葉もいただき、喜んでいただけました。

もしも『パソコンを壊してしまった!』といった場合、それ以上被害が広がらないためにも、すぐにそのままの状態で一旦お問い合わせください。できる限りの対応を実施させていただきます。